派遣社員という立場で事務職に就く場合、正社員という立場で働く時とは違ったメリットがあると言われています。
大きなメリットの一つは、実際に入社する前と入社後のギャップが少ないことだと思います。
正社員として就職し事務職に就いたものの「思っていた仕事とは全く違っていた」と感じることがあるかもしれません。
ギャップが少なくなると期待できると言える理由は、派遣会社と実際に就業する会社の双方から、勤務日や勤務時間に加えて業務内容や職場の雰囲気などについてしっかりと説明を受けることができるからです。
このようにして説明を受けた後、十分に納得した上で契約を結ぶことになるため、自分が想像していたものと大きく異なる仕事内容になることはないと言えるのです。
派遣で事務職に就く別のメリットとして、仕事の範囲が決まっているため負担が少ないという点を挙げることができます。
正社員の場合と比較してみると容易に想像できることですが、正社員の立場で働いている場合は与えられた業務に慣れてきた時点で新たな業務に挑戦するよう求められたり、より一層効率良く業務を果たすよう要求されることがあります。
その点、派遣社員という立場で働く場合、与えられた業務をきちんとしっかりこなすことが求められるのです。
仮に、違う仕事に挑戦するよう依頼されるようなことがあったとしても、契約時に同意した内容と異なる場合ははっきりと断ることができると思います。
会社側の契約違反になってしまうことがあるからです。
こうして考えてみると、正規で働くよりも、ずっと負担は軽いと言うことができるでしょう。
事務の派遣で働く際に得られるもう一つのメリットは、労働環境に関して相談することができるということです。
実際仕事に就く前には、アットホームな環境であるとか必ず定時に帰れるなど、職場の環境や労働環境について詳しい説明を受けるものです。
説明通りの状況でないと感じるならば、遠慮なく相談することができ、場合によっては労働環境の改善も期待できるかもしれません。
仮に自分とは合わない職場だと感じるのであれば、契約期間が終了したら更新せず新たな職場を探すこともできるでしょう。
加えて、残業になることが比較的多い正社員とは違って、事務で働く勤務時間が決められており、その内容で契約を結んでいるため、よほどのことがない限り残業するよう求められることはありません。
そのため自分のライフスタイルを維持しやすいと言えるのです。
最終更新日 2025年4月22日 by hadair