保湿クリームは正しく使うことが大切

保湿クリームは正しく使うことが大切

肌の保湿に役立てることが可能である保湿クリームを使う人は多いと言えますが、間違った活用方法では効果が半減します。
優れた成分がたくさん含まれているような製品を選んでいた場合でも、使い方が正しくなければ商品紹介に書かれている効果が得られない恐れがあるでしょう。
どうせ用いるのであれば、正しい方法で活用するべきです。
塗布のタイミングや量、順番などをチェックすることをおすすめします。

保湿クリームを塗るタイミング

そもそも、どのタイミングで塗れば良いのか分かってない人は多いです。
乾燥がそれほどひどくない人であれば、寝る前のスキンケアタイムだけ取り入れても問題ない場合が多いですが、乾燥が気になるの場合はその都度用いるべきだと言えます。
夜のみ使用するものだと勘違いしている人もいますが、本来は1日中色々なタイミングで使用できると理解しておきましょう。
正しく夜にケアした上で、乾燥が気になったときに用いる方法が最適だと言えます。

保湿クリームを使用する量に関して

使用する量に関しては、パッケージに記載されている通りに使用するべきです。
飲み薬などと違って、決められている量を守らなくても良いだろうと考えてしまう人は少なくないと言えます。
確かに、塗る量が多かったり少なかったりすることで命に関わるような重大な問題が起こるわけではありませんが、推奨量を守らなければ得られる効果は低くなるリスクがあるでしょう。
節約したい、勿体ないなどの理由から、自己判断で少なくしてしまう人はいますが、このせいで効果が得られにくくなり、使用している意味がなくなってしまうこともあります。
極端に減らすことがあれば、すぐにクリームが取り除かれて、全く効果が感じられないという状況に陥っているかもしれないです。
メーカーから使う量が決められているため、これを守って使用するようにしてください。
適量と記載されている場合は、顔全体で500円玉ほどの大きさのクリームを使用すると覚えておくと分かりやすいです。

正しい手順で保湿クリームを使用する

使うタイミングと適量を理解したのであれば、正しい手順で保湿クリームを使用していきましょう。
保湿クリームは最後の仕上げに使うものなので、まずは他の製品から使用していくことが大事です。
乾燥が気になっている場合は、これだけを使えば良いと思っているかもしれないですが、実際には化粧水や美容液、乳液まで使用しておくことが望ましいと言えます。
水溶性成分が豊富に含まれているものから使っていくべきなので、油分が最も多い保湿クリームは最後に使用すると知っておきましょう。
洗った後に化粧水から使い始め、美容液を馴染ませてから乳液を使用し、最後にクリームを使います。
顔や身体を洗った後は皮膚表面の油分が減少しているため、化粧水のような水溶性成分の多いものほどしっかりと浸透してくれると理解しておくことが大事です。

保湿クリームの塗り方

説明書などに記載された使い方を守って乳液までつけたのであれば、保湿クリームは温めてから使い始めましょう。
油性のものは熱によって柔らかくなるため、クリームを使用するときには手の熱で温めたほうが良いと言えます。
成分が調整されていてもともと柔らかい商品、肌馴染みが良い商品もあるので、その際は温めの作業が不要です。
塗るときにはパーツの中心から外に向けて塗っていくことも重要だと言えます。
どこから塗っても同じだと思うかもしれませんが、乾燥しやすい部分から外側に広げていくことが効果的です。
頬やおでこ、あごや鼻の先にクリームをのせ、外側に伸ばすように優しく広げていきましょう。
浸透させるために強く塗り込む人もいますが、擦ると皮膚にダメージを与えることになります。
力強く塗り込む必要はないため、優しく撫でるような感覚で使用していくと良いです。
乾燥している部分だけに重点的に使用する人もいるかもしれませんが、ムラなく塗るようにしてください。
塗りムラがあると塗っていない部分だけ乾燥してしまったり、塗っていない部分が成分を吸収しようとして乾燥しがちな場所に与えた成分が奪われたりすることもあります。
満遍なく塗ることを意識し、最後には柔らかく手の平で包んでプレスしてみてください。

まとめ

クリームは塗るだけの手軽に使用できるものだと思い、使い方を誤ったまま使用している人は多いです。
乾燥が気になるときにサッと塗る使い方も可能ですが、これはあくまでも普段からきちんと使っていることが前提の使用方法だと言えます。
日々のケアを間違った状態のままサッと塗る方法を取り入れても、期待する効果が得られない確率が高くなるでしょう。
お風呂に入った後や洗顔を行った後などに、正しい使用方法を意識しながら使うことが大事だと言えます。
慣れないうちは手順が多いと思ってしまう人もいるかもしれないですが、流れを覚えて慣れてしまえば全ての工程を5分から10分程度で終わらせることが可能です。
納得の効果を得やすくなるので、保湿クリームの使用方法対して正しい知識を持ち、実施できるようにしておくと良いでしょう。

 

参考サイト
保湿クリームスキンケア

最終更新日 2025年4月22日 by hadair